まずはじめに

記事を読み進んでいただくために

仕事はどうあるべきか

会社はどうあるべきか

を冒頭で、考え方を総合的に列記させていただきました。

 

企業の成績が良くなるのも、芳しくないのもほとんどが

その企業に従事する人のモチベーションの質だと思います。

 

同じ商品を、同じ価格で販売したとすれば

お客様の満足度は同じかというとそうではありません。

入店したときから、精算して退店するまでの雰囲気・接客態度等々で

受ける印象は雲泥の差があります。

全てにおいて、お客様の立場で考え、行動する人達

どれだけ多く揃っているかがポイントです。

 

価格・陳列技術・販売技術・管理手法なども重要な要素ですが

その前に、接客業としての「お客様の気持ちを考える」

徹底して体に叩き込むことが重要であると思います。

 

 

 

経営改善

   

スーパーマーケットに限らず、どんな経営者でも

より良い商品やサービスを供給し続けるために、また従業員が

安心して、いきいきと働けるように、企業の発展を念じ、事業の展開をしています。

しかしその中で、素晴らしい発展を続ける企業もあれば、衰退し、やがて姿を

消していく企業もあります。その違いはどこにあるのでしょうか。

 

 


 

 

一般に「ヒト」・「モノ」・「カネ」といわれるように企業発展の重要な要素は

人材・商品・設備・資金といった目に見える資源であると考えられています。

しかし、経営理念・経営哲学といった目に見えないものも、見える資源と同等に

企業の繁栄・存続には、欠かせないものと考えております。

経営理念・経営哲学を従業員と共有することはできれば、

それが大義名分であると同時に

◆従業員とその家族の幸福

◆社会貢献になる

◆自社に関わる全ての人達の幸福

を目的とすることが理解できれば

心から仕事に打ち込むようになると思います。

しかし、立派な理念や哲学がありながら、利益至上主義に陥り、

不祥事が後を絶たないのはその企業のトップを筆頭に理念・哲学に

矛盾した行動をしているのではないかと考えられます。

 

目先の成果のみの追及

売り手都合の優先

利益至上主義

教育投資削減

これらは、一時的には効果があるかもしれませんが

企業の最大の目的である「継続企業体」を考えたときに

疑問を生ずるような気がします。

 

経営改善の第一歩は、理念・哲学を明確化して

全員がそれを共有化し、目的を達成するという

固い意志を持つことであると思います。 

 

 

ここ数年、世界的に有名なホテルチェーンのザ・リッツ・カールトン

医薬品のジョンソン・エンド・ジョンソン等で有名になっている

クレドという言葉は御存じだと思います。 

「クレド」は、企業全体で同じ行動基準を保有し企業価値を高めることを

目的としたものですが、経営者は勿論のこと全従業員が自主的に

ステークホルダー(自社・従業員・従業員の家族・取引先・地域社会)等

関わりのある全ての人達が幸福になれる行動をすることを目指しています。

 

デフレ不況の中で、人への気配り・心配りどころではなくて

目先の成果(売上・利益)を求めることに必死になる。

解らないわけではないですが、長期的視野でみると

どうなのかという危惧を感じます。

       

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良い会社の条件

過去に多数の会社と関わらせていただきました。

スーパーマーケット・飲食店・食品工場・惣菜店・厨房設備会社・・・・

その中で、「小さくても輝く会社」が何社かありました。

それらの会社の特徴は、

人を思う気持ちが強いことです

 

◆経営者は自社の社員・家族を誇りに思っている

◆社員は経営者を心底尊敬している

◆現場では仕入先・お客様のこと大切に思っている

 

そんな会社の経営者の方々と話をしていると

自分の会社の従業員さんを自慢される。

従業員さんは、仕事を離れても経営者に

陶酔している様子がわかる。

 

 

日本人の特性かもしれませんが

謙譲の美徳意識・照れがあって

特に経営者は自社の社員を外部に向かって

自慢することをしない経営者が少なくない。

社員は、経営者に対してのゴマすりをしながら

陰で不平不満を持っている。

そのような会社の会議・ミーティングに参加する場合もありますが

その場の発言内容が、「経営者の顔色を窺いながら」

当たり障りのないものが多いように見受けられ

意味のない時間の浪費会議になっている。

 

良い会社の条件は、

◆経営者は社員を自分の子供のように慈しむ

◆社員は経営者を自分の親のように尊敬する

◆どこにでも笑顔がある

これができてこそ、良い会社といえるのではないでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

成長社会と成熟社会

今までに多くの経営者の方々とお会いしていますが

悩みの内容として、

従来のマーケティング手法が効果が薄れた

商品・サービスが支持されなくなってきた

安売り競争をしなければならないか

社員が計画通りに働かない

というようなことが、共通であるように思われます。

 

これらの理由は明解です。

成長経済から成熟経済へと市場が変化したに他ならない。

 

成長経済では、市場に多くの会社が多くの商品を提供し

多くの顧客が多くの中から1個を選ぶというような

の関係が成り立っていた。

マーケティング手法もTVCM新聞広告などを利用して

大勢のお客さんに広く訴えるような手法が選ばれていた。

 

成熟経済では、顧客の要望を理解して

その顧客に適した商品・サービスを提供するという

の関係が重要になっている。

 

多対多から個対個へ変化している社会で

成長時代のマーケティング手法を進めていれば

成熟時代では支持されないのは当然であるように思われる。

ブランド・会社で選んで商品・サービスを購入していた成長時代から

売っている個人を問題にする成熟時代になっている。

よって、社員一人ひとりの能力の向上・考え方のあるべき方向を

はっきりと提示してそれに合った教育・指導を施す

そうすれば、社員もやる気が出て・計画も達成しやすく

商品・サービスが支持されていくはずです。

 

安売りは成熟社会の中で

最悪の愚策

 

体力の消耗合戦では、体力のあるところに軍配が上がる

しかし、その安売り合戦の勝利者でさえ、長くは続かない

 

安売りを考える前に、個である商品・個である社員のことを

考えて顧客と向き合うことが今の成熟社会では

最も重要なことであるように思います。